“Long time no see!” (しばらく!)は、かつて、ブロークン・イングリッシュでした。アメリカに住み始めた中国人が使っていたのを、アメリカ人がふざけて使っているうちに“標準英語“として定着しました。英米人は、親しい間柄のとき、この表現を好んで使うようです。リズムがあるし、短いので忙しい現代にピッタリですね。正式には “It's been a long time since I saw you.” です。 ほかにも “It's been ages.”、“What brings (brought) you here?” 「なんでここにいるの?」などもブロークンぽい使い方。“Why?”(なぜ?)のかわりに “How come?” も使われています。相手の言葉を先取りして “Because?“ というときもあります。でも、親しくない目上の人などに向かって、こうした軽い表現を使うことは避けましょう。TPOをわきまえることが必要です。